ヴォイスレッスンジャス / 滑舌矯正スクール | 日記 | 「声が詰まる」を改善

仕事中、ありがとうございます、などが、
詰まったり、どもってしまうことがお悩みの生徒さん。





学生の頃から声が小さいと言われていたそうですが、
声の詰まりやどもりまでは、感じず、
気付いた時には、声が詰まっていた・・・とのこと。





滑舌も悪いということで、滑舌トレーニングを開始したところ
「最近は、会社で声が大きくなったね、と言われました」と生徒さん。





ブラボーです！！





しかし、まだ課題が。
「滑舌は以前よりも、言いやすくなって、声も大きくなったのですが、
まだ『ありがとうございます』がどうしても詰まってしまいます」とのこと。





それでは、残りの課題を集中トレーニング！！





実際にはどのようにして言えないのかと分析しましたら、


１、ゆっくり言おうとすると、”あ”が詰まって声が出ない。

２、勢いをつけて言うと、”あり、あり”とどもってしまう。





普段はゆっくり言ってしまうと、声が詰まって出なくなるため、
勢いをつけて言うのですが、その結果
「あり、あり」とどもってしまう・・・ということが判明。





「何故、言えないんだ・・・」と生徒さんは悩みに悩んでいました。





ということで、ゆっくり言っても、速く言ってもダメなので、
根本的解決のトレーニングを行いました。





すると、

生徒さん：「ありがとうございます・・・言えました！」

私：大拍手！！





出だしの「あ」の声の出し方が、詰まっている時とは感覚が違い、
すごくスムーズに出たんです！





これも日々、滑舌トレーニングでインナーマッスルを鍛えて頂いた成果です。





鏡に向かってはスムーズに言えましたので、
それでは対面で・・・





ゴーーーーーンン。





先ほどの楽さまでは、いかず・・・
少し繰り返し、出たり出なかったり、悪戦苦闘！
なんてこともありつつ、





大丈夫長年のクセを治すのですから、出た感覚を大切に！！
と、一週間後、調子を聞くと、





今週は「ありがとうございます、が詰まらずに言えました！」とのこと。





『今までは、言えなかった時、すごく落ち込んで、ストレスがあったのですが、
日常的に言えるようになって、ストレスから解放されました。』





素晴らしいです～！！





『言えないと会話のタイミングがずれるので、
人とのコミュニケーションを取るのが大変だったので、本当に良かったです。
ありがとうございます』と生徒さん。





詰まって言葉が出ない生徒さんを知っているが故、
私が泣きそうになりました（涙）





いつもは、ありがとうございます、のタイミングのズレを感じることがありましたが、
言っていただく際、全く詰まり感がなく、本当にスムーズなんです。





もう一週間前までの生徒さんとは違いますので、
このまま、安定するまで、トレーニングを頑張って頂きたいと思います！






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